夜更かしをやめろ

夜更かしをやめるために日記をつけています。

2024/07/04

暑すぎるだろ。36℃まで上がり、一瞬エアコンをつけていても暑いと感じるくらいの気温まで上昇した。このまま終わりになるのかと思いました。

 

夜更かしのため、やや寝坊して店に行く。

 

「しみったれている」という言葉が好きだ。「ケチ」だと言っている側が誹謗しているニュアンスが強いが、「しみったれ」だと状態の形容みたいな雰囲気があって良い。そのぶんネガティブな意味は強いが......。

 

暑くて客がおらず、暇だったので昨日から観たいと思っていた「水星の魔女」を5話の途中まで見た。

 

観る前は、SNSとかで受動喫煙していたので、様々な間違った思い込みがあった。例えば、「スレッタはガチレズ」とか(「お堅いのね」のセリフを誰が誰に行ったのか知らなかった)、「スレッタの母はガンダムを指していて、実母は行方不明」とか思っていたが、これらは間違っていたことが視聴を始めたら一瞬で分かった。

 

作画がマジで良い。スレッタがトマトを食べるシーンなど、象徴的な意味のあるシーンにちゃんと気合が入っていて感動する。

 

0話から見たのだが、「呪い」と「祝福」というテーマは表面的なものであんまり重要じゃないように現時点では思えている。地球の重力が呪いであるというテーマは結構ガンダムっぽいテーマではある(地球生まれのアーシアンは差別されている)そことシェイクスピアエアリアル」がどう絡んでくるのかも気になる。『三体』を読んでいるぼくは、地球を離れた宇宙生まれのスペーシアンは、地球との紐帯が維持されているからこそアーシアンに対して優越していられるわけで、漂流状態にある人類とは言えないと思っている。これからスレッタとミオリネが宇宙空間を漂流したりするのだろうか? そんな話はアニメにはあまりふさわしくなさそうだから、そうはならないだろうが......。

 

1話の宇宙空間に浮いているミオリネをスレッタが回収するところは、「空から女の子が」的なボーイ・ミーツ・ガールの反転させた構図になっていてかなり感動した。スペースコロニーから脱出して地球へ行こうと試みるミオリネは、心理的に強く地球の重力に引っ張られているわけなので、別に反転していないかもしれない。無数の関係の中心人物でありながら、そこから逃れるために宇宙空間にひとり浮かぶミオリネの孤独と、母以外とはエアリアルを中心とした人間関係しかないスレッタの孤独を同時に浮かび上がらせるいいシーンづくりだと思った。もはや大名作の風格がある。

 

やっぱり物語を作る人はシェイクスピアを読むべきなのかもしれない。

 

そういうわけで明日以降も暇をみて水星の魔女を観ます。

 

予想通りあまり客は来なかった。お腹が空いて帰りにマックでマクドを買って食べながら帰った。スーパーにも寄って、ミントと3割引きになっていた唐揚げを買った。

 

マクドで空腹をごまかしながら、ミントとズッキーニのパスタを作ってワインを飲みながら食べた。意外にもミントがかなり爽やかで美味しく、感動。ワインが進む。そのあとはいい感じになって人間と話したりスト6をやったり人間と話したりしてすごくよかった。

 

飲酒300mL。この夜更かしをさっさと終える。おやすみなさい。